内容証明郵便とは
内容証明は公的証拠ですので、相手方に対して心理的な圧力を与え、早期の問題解決にもつながる、非常に有効かつ貴重な手段であるといえます。
内容証明郵便の場合は、必ず「書留」にしなければなりません。
書留郵便にすることで郵便物を引き受けた時から配達されるまでの保管記録が郵便局に残され、紛失した場合には、郵便局(日本郵政株式会社)が損害賠償をしてくれます。
内容証明の効果
内容証明郵便で出すことで、手紙の内容を日本郵便株式会社が証明してくれます。この点が、ただの書留より内容証明で出すことの大きな利点といえるでしょう。そして、「内容証明郵便+書留郵便」に「配達証明」をつけると、差出人が送った文書の内容や発信年月日だけでなく、送った郵便物が相手方に届いたことと、その年月日も日本郵便株式会社が証明してくれるのです。
なお、「配達証明付」になかった場合でも、内容証明郵便を提出してからい1年以内であれば、差出郵便局で配達証明してもらうこともできます。
また、速達郵便扱いにすることで、通常の郵便物よりも早く送ることができます。
時間が迫っている時などに利用すると便利です。
内容証明にもルールがあります
内容証明郵便の作成にも一定の制約などがあり、作成の正しい知識がないと、効果を上げられないだけでなく、かえって損害が生じることもあります。【例】
・形式や使用文字に制約がある
・内容証明文書以外の同封はできない
・出すタイミング、誰宛に出すか等に気を配る必要がある
・書き間違い、不用意な記載は禁物 など